ザシアン 意地っ張り 199(252)-231(156+)-135-*-148(100)-168
ラプラス 控えめ 223(140)-*-111(84)-137(156+)-131(124)-81(4)
カバルドン 腕白 215(252)-132-187(252+)-*-93(4)-67
サンダー 臆病 165-*-105-177(252)-111(4)-167(252+)
エースバーン 意地っ張り 155-184(252+)-95-*-96(4)-171(252)
ウーラオス悪 意地っ張り 176(4)-200(252+)-120-*-80-149(252)
・構築経緯
今期は竜王戦ルールということで興味を持ったので、竜王戦予選で使い慣れたザシアン入りから構築を始めた。
途中までは珠ラプラス+剣の舞ザシアンの構築を使っていたが、相手の初手のサンダーが面倒に感じていたところ、サンダーの命の珠ボルトチェンジ+ザシアンのじゃれつくでサンダーを落とす立ち回りを聞き、興味を持ったので、その構築をベースにした。
・個別解説
以下、採用順。
ザシアン 不撓の剣 朽ちた剣
199(252)-231(156+)-135-*-148(100)-168
巨獣斬 じゃれつく ワイルドボルト 電光石火
A 155-95エースバーンを巨獣斬+電光石火で落とす。
167-135ザシアンを巨獣斬+電光石火で95%程度で落とす。
H-B エースバーンの168火炎ボールを最高乱数切って耐え。
H-D カイオーガの202雨潮吹きを75%で耐え。
イベルタルの201珠ダイバーンを8割くらいで耐え。
サンダーの177珠ダイジェット+177珠130ダイサンダーを8割くらいで耐え。
S 最速100族抜き。
伝説枠。
前回とは異なり、壁に依存しないため、耐久振りの電光石火採用型。火力が少し過剰だったので、耐久や素早さにもう少し振り分けても良かったかもしれない。
電光石火は、意識していた対エースバーンやザシアンだけではなく、巨獣斬でギリギリ足りなかった所や、気合の襷カウンター持ちに対しての誤魔化し等、想像以上に役立つ場面があった。他はサンダーや水・地面組、ゼクロムに通るじゃれつくと、ホウオウや鋼に通るワイルドボルト。サンダーやラプラスのダイサンダーと合わせることで、火力が上がる点も良い。インファイトがないことで気になるのはナットレイくらいだった。
サンダー 静電気 命の珠
ボルトチェンジ 暴風 熱風 羽休め
165-*-105-177(252)-111(4)-167(252+)
CS振り切り。
メインとなるダイマックス枠。ラプラスが誘う初手サンダーにはボルトチェンジからザシアンに引く動きをしていた。ダイマックス時のパワーは伝説に引けを取らず、ザシアンを通すか、サンダーを通すかを考えながら立ち回る。
熱風があることでダイジェット+ダイバーンで耐久に振ったザシアンも落とせる。ダイバーン後の晴れ下では実質メインウエポンになるのも強い。羽休めはダイウォールになり、かつTODも狙えるため採用。
カバルドン 砂起こし オボンの実
215(252)-132-187(252+)-*-93(4)-67
相手のザシアンを意識してのHB振り切り。
欠伸による流し性能、及びステルスロックによるサイクル負荷を買っての採用。レジエレキを止められる地面枠にもなる。
ラムの実を持った伝説が少なく、欠伸の通りが良い。また、ウインディやカイオーガなど、ステルスロックで負担をかけないと勝つのが難しい相手には積極的に選出した。壁や威嚇と組み合わせた身代わりで屈しないために吹き飛ばし採用。ラストにラムの実持ちと対面しないことを心掛けた。
波乗り フリーズドライ 雷 滅びの歌
223(140)-*-111(84)-137(156+)-131(124)-81(4)
C +2ダイサンダーで175-161カイオーガを確定で落とす。
HB ダイマックス時、200ウーラオスの鉢巻インファイトを確定耐え。
ダイマックス時、161ガマゲロゲの命の珠ダイソウゲン+壁込みダイアース+壁込みグラスフィールドダイソウゲンを3連最高乱数切り耐え。
HD ダイマックス時、202カイオーガのダイサンダー+エレキフィールドダイサンダーを確定耐え。
ダイマックス時、202オーガの雷+200一致インファイト耐え。
対カイオーガ、ジガルデへのダイマックス枠。配分は教えてもらった。
カイオーガの電気技の切り返しに最も強い弱点保険での採用。光の粘土や命の珠でも使ったが、サンダーの怪電波や、あらゆるポケモンの瓦割りに涙を飲んだので、役割を寄せた型に変更した。相手のザシアンの身代わりを壊せるように泡沫のアリアではなく、波乗りでの採用。初手のカイオーガ対面の時に択になってしまう点は、少し扱い辛さがあった。
暗黒強打 不意打ち カウンター 挑発
176(4)-200(252+)-120-*-80-149(252)
AS振り切り。
相手の黒馬バドレックス、白馬バドレックス、ジガルデの他、ヌオー、メタモン、欠伸持ちに強気に出ることが出来る枠。気合の襷なので、対面性能も非常に高い。日食ネクロズマ入りに選出した際は、このポケモンにダイマックスを切ることもあった。
教えてもらった構成だが、メタモンを切り返すカウンターとヌオーや欠伸持ちに刺す挑発の両立が非常に強く、この構築においては格闘技がないことが不便に感じることは殆どなかった。
火炎ボール 飛び膝蹴り 思念の頭突き 不意打ち
155-184(252+)-95-*-96(4)-171(252)
AS振り切り。
H-D 177サンダーの命の珠ダイジェット確定耐え。
対白馬バドレックス、黒馬バドレックス、ムゲンダイナ、ディアルガへのダイマックス枠。場合によってはゼルネアスやゼクロム、ブラックキュレムなどにもサンダーより優先して選出することもある。
相手の拘り眼鏡やパワフルハーブ持ちのムゲンダイナ、サンダーや黒馬バドレックス、ディアルガなどに撃ち合うために突撃チョッキでの採用。そのためにはこの技構成でなくてはならない。ダイサイコと不意打ちやザシアンの電光石火との相性は悪いので注意。
・選出
サンダー+ザシアン+カバルドンが基本選出。
あとは相手の伝説枠やヌオー、メタモンの有無によって選出を変える。
・感想
厳しい並びは、ムゲンダイナ+メタモンとレジエレキ+カイオーガ。特に前者には負け越すほどだった。
また、ザシアンの宿命として、サンダーの静電気の3割に毎回怯えながら攻撃していた。
竜王戦ルールは非常に面白いので、今月度も参加する予定だが、そろそろ違う伝説ポケモンも触れてみようと思う。
・結果
最終239位 レート2005
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。