色んなハッサムの型
我はうまく使えた試しのないKP上位のポケモンだが、構築にどうもこいつが入ってきそうなので、メモがてら、型をまとめてみることにする。
①ゴツゴツメット型
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 蜻蛉返り | 羽休め | 寝言 | ゴツゴツメット |
被ダメージ計算(腕白HB想定)
A211ローブシンの珠ドレインパンチ 39.5%〜46.8%
〃 根性ドレインパンチ 45.7%〜54.2%
A200キノガッサのテクニシャンローキック 34.4%〜41.2%
〃 珠テクニシャンローキック 44.6%〜53.6%
〃 珠テクニシャンマッハパンチ 31%〜36.1%
〃 鉢巻テクニシャンローキック 52.5%〜61.5%
〃 気合いパンチ 57.6%〜68.3%
A187ドリュウズの地震 36.1%〜42.9%
A200ガブリアスの地震 37.8%〜45.7%
A218オノノクスの鉢巻逆鱗 37.2%〜44%
最近増えてきている型。
主に腕白/呑気HBベースで使われている。
キノガッサやローブシンに対しての後出し性能が高いことから、バンギ入りに採用されていることが多い。
物理方面が堅く、ガブリアスやオノノクスといった物理龍に対しても後出ししやすい。
反面、目覚めるパワー炎への耐性や、火力に乏しいため、ラティオスやユキノオーに対してはあまり安定しにくい。
また、対格闘を任せるにも関わらず、ローブシンなら根性ドレパン以上、キノガッサなら珠テクニローキック以上では確実に受け切ることができなくなる欠点もある。
②鉢巻型
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 蜻蛉返り | 電光石火 | 虫食い | 拘り鉢巻 |
※馬鹿力、燕返し、寝言も候補
与ダメージ(意地っ張りA252想定)
・バレットパンチ
183-116ガブリアス 48%〜57.3%
155-101ラティオス 65.8%〜77.4%
175-131バンギラス 89.1%〜106.2%
155-101キノガッサ 65.8%〜77.4%
・蜻蛉返り
155-101キノガッサ 76.1%〜89.6%(ビルド4積みでも身代わり確定破壊)
207-131バンギラス 87.9%〜104.3%
265-121ソーナンス 74.7%〜88.3%
215-187カバルドン 29.7%〜35.3%
・電光石火
155-90ボルトロス 49%〜58%
165-90ボルトロス 46%〜54.5%
161-85ウルガモス 49.6%〜59%
167-89ウルガモス 45.5%〜53.8%
・虫食い
265-121ソーナンス 95.8%〜113.2%
181-162ナットレイ 51.9%〜61.8%
・馬鹿力
181-162ナットレイ 92.8%〜109.3%
191-127ヒードラン 112%〜131.9%
・燕返し
183-142ローブシン 78.6%〜92.8%
177-167ハッサム 35%〜41.2%
安定した耐久から高火力を飛ばしていく型。
一時期、ハッサムの半分以上がこの型だったんじゃないかと思うくらいにまで増えていたが、今はある程度落ち着いている。
特に思考停止の蜻蛉の削りや、最後のバレパン・石火による掃除役ができるとして、拘り鉢巻との相性も良い。
欠点は、対龍性能が微妙、というか何度も繰り出すことができない点。
羽休めが使えないので、その辺は割切って使っていった方がよい。
もちろん、めざ炎なんかにも弱いので、注意。
③命の珠型
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 虫食い | 電光石火 | 剣の舞 | 命の珠 |
与ダメージ(意地A252、剣の舞1積み想定)
・バレットパンチ
183-116ガブリアス 83.6%〜98.9%
155-101ラティオス 112.9%〜133.5%
155-101キノガッサ 112.9%〜133.5%
・虫食い
187-151メタグロス 93.5%〜110.6%
325-93ラッキー 87.6%〜103%
181-162ナットレイ 90.6%〜106%
・電光石火
161-85ウルガモス 86.3%〜101.8%
155-91バシャーモ 83.8%〜98.7%
165-90ボルトロス 79.3%〜93.9%
鉢巻とは異なり、主に全抜きを目的とする型。
壁や置き土産、アンコールなどの起点作りから一度剣の舞を積み、抜いていくのが主な運用法。
ある程度の耐久により、壁下ではそう崩されにくく、苦手とする炎もステルスロックを撒いておけば、電光石火で倒してしまうことが可能。
欠点としては、他の味方のサポートなしでは動かしにくい点。
耐久もある程度しかないため、積む機会が与えられなければ、ただの置物と化してしまう。
また、珠ダメが結構馬鹿にならないため、積む際にダメージを8割9割でも与えられると、過労死してしまいがちなところも難点。
範囲は広いが、それでもヒードランのように止められるポケモンが存在していることも忘れてはならない。
④オッカ型
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 蜻蛉返り | 羽休め | 剣の舞 | オッカの実 |
※他に毒毒なども候補
古くから存在している型。
昔はHD慎重/生意気が多かったが、最近ではHA意地っ張り/勇敢も数を増やしている。
オッカ型の主な目的はめざ炎への保険。
ラティオスやラティアス、ユキノオーなどに安定して蜻蛉返りを選択できるのはメリットであろう。
生半可なダメージならば羽休めで間に合わせつつ、有利対面なら蜻蛉や剣の舞を選択していける。
毒毒+羽休めなんて芸当までできるのが強み。
逆にデメリットは他の型に比べて、持ち物が無駄になりやすい点。
炎技を打たれず、ゴリゴリ削られてしまえば無駄になってしまうし、逆に炎タイプの炎技なんかはオッカ込みでも耐えることができない。
剣の舞を積まなければ火力も心もとないところも難点か。
火力も耐久も中途半端なところがあり、良く言えばオールマイティ、悪く言えば器用貧乏な型と言えるだろう。
⑤その他
その他の見たことある型を技構成だけ載せていく。
数は少ないが、留意はしといた方がよいだろう。
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 虫食い | アクロバット | 剣の舞 | 飛行のジュエル |
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 虫食い | 羽休め | 剣の舞 | 鋼のジュエル |
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 蜻蛉返り | 羽休め | 剣の舞 | オボンの実 |
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 蜻蛉返り | 燕返し | 羽休め | ラムの実 |
ハッサム | テクニシャン | アイアンヘッド | 蜻蛉返り | 燕返し | 馬鹿力 | 拘りスカーフ |
ハッサム | テクニシャン | バレットパンチ | 蜻蛉返り | 燕返し | 追い風 | 気合の襷 |
以上、ハッサムにわかなりにハッサムをまとめてみた。
ハッサムは低種族値ながらも幅広い役割を持たせることが出来るポケモンである。
しかしながら、低種族値であるからこそ、足りない部分も多く出てきてしまう。
そこを考えながら、PTに合った型を模索した方が良いだろう。