第6回微粒オフ使用構築 高種族値カバリザ
微粒オフ 予選 ボーマンダブロック5-2 ワイルドカードにより決勝トナメ進出
決勝トナメ4-0 優勝
ポケモン | 特性 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | |
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カバルドン | 砂起こし | 地震 | 氷の牙 | 欠伸 | 怠ける | ゴツゴツメット | |
リザードン | 猛火(堅い爪) | フレアドライブ | 逆鱗 | ニトロチャージ | 剣の舞 | リザードナイトX | |
ボルトロス | 悪戯心 | 10万ボルト | 目覚めるパワー氷 | 気合玉 | 電磁波 | 命の珠 | |
ガルーラ | 肝っ玉(親子愛) | 捨て身タックル | 不意打ち | 冷凍パンチ | グロウパンチ | ガルーラナイト | |
ギルガルド | バトルスイッチ | シャドークロー | 聖なる剣 | 影打ち | 剣の舞 | ラムの実 | |
スイクン | プレッシャー | 熱湯 | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | カゴの実 |
当初、メガボーマンダ入りの対面+積みを含めた構築を考えていたが、あまりのマンムーの繁殖を含めて構築が固まらずにいた。同時に強いメガボーマンダの型がわからなかったというのもある。
そこでわふおさんからメガリザードンXを軸とした構築を勧められ、たくさんのプレイヤーのブログを参考に組み、何人かの似た構築を使ったプレイヤーとは話をして微調整していった。
結果的に対面性能が高い駒が集まり、特にボルトガルーラスイクンのような運勝ち要素の高いポケモンが入ってきた。
以下、個別解説。
・カバルドン
腕白 215-132-187-*-93-67
電気の一貫を切る枠。
当初はヤチェガブリアスで回していたが、あまりにも相手のガブリアスが重くなってしまい、そこに対応すべくカバルドンかマンムーの採用を決める。
マンムーが相手のガルーラとクチートを共に対面でも見る型がなく、バシャーモやミミロップのような格闘も鬱陶しいためカバルドンの採用。
技は電気や鋼に刺さるメインウエポンの地震、ガブリアスやボーマンダに隙を見せてはいけないので氷の牙、対面操作しつつ裏の起点作成の欠伸、クッションとして必要な再生技の怠けるという基本形。
どくどく、岩石封じ、地割れあたりを入れることも考えたが、汎用性を削る必要はないと判断した。岩石封じは汎用性はあるが、裏でどうにでもなるだろうと思い切った。
配分は岩技がなく、ウルガモス意識のD調整をする意味が薄いため、HBに振り切った。
・リザードン
意地っ張り 153-149-99-*-105-152→153-200-132-*-105-152
今回の軸。
現環境に沸いている電気+マンムースイクンを絡めた並びに強い。
そのため、技構成もその並びを崩せる剣舞ニトチャ型。ゲンガーやガブリアスにも強く出れる。
ミラーも考えたことや、調整すべき相手もわからなかったのでASに振り切った。
フレアドライブを変更することも考えたが、逆鱗以外の拘らない高火力の技が欲しく、逆鱗の通らないフェアリーや鋼にかなり通しやすい技であることからそのままにした。
・ボルトロス
臆病 155-*-90-177-100-179
高火力による相手の削りや電磁波による誤魔化し性能を持ったポケモン。
オボンによる繰り出し回数の確保も良いが、今回は対面で勝てる範囲を増やしたかったので、気合玉採用のCS型。
範囲を重く考えたので、焼き尽くすや草結びではなく気合玉。
達人の帯にすることも考えたが、等倍相手へのダメージを重視して命の球。
技構成も特筆する点はない。サンダーを崩すために雷を入れる勇気はなかった。
・ガルーラ
意地っ張り 209-161-100-*-100-114→209-194-120-*-120-124
第2の強力なメガ枠としての採用。
無邪気両刀でも使っていたが、カバルドンの欠伸との相性や、厄介なクレセリアを強引に持っていける点から俗に言う209ガルーラで採用。
捨て身グロウは確定で入り、リザードンが誘うドラゴンやグロウパンチ込みでカバルドンを叩き潰せる冷凍パンチを採用。ラストは耐久ポケを崩してもそのあとに出てきたやつに上から殴られて終わりじゃ情けないので不意打ち。他で削った相手に対してのトドメや、逆に他のポケモンの技の圏内に入れる技としても優秀。
・ギルガルド
意地っ張り 159-112-171-*-171-88
相手のフェアリーがきついので採用。
こちらを命の珠にする案もあったが、構築全体としてキノガッサが重かったのでラムの実。食べ残しでないのは、相手の瞑想スイクンやニンフィアに強く、ガルーラに何もできない状況を防ぐため。
またラムのおかげで、スイクンの熱湯やニンフィアの欠伸、ゲンガーやロトムの鬼火などを怖がらずに済むのも優秀。
技構成は一貫性の取れるシャドークローとノーマル全般やバンギラスオニゴーリヒードランに打てる聖なる剣を採用。アイアンヘッドは入れるスペースがなかった。配分は珠ギルガルドの流用。
・スイクン
図太い 207-*-165-110-135-123
相手の炎耐性を付けつつ、相手の耐久ポケモンを起点にできる枠。水の一貫性や熱湯の3割という運要素も優秀。
剣舞ラムギルガルドだけでは耐久ポケモンを起点にするには忍びなく、詰め要素としても優秀なため採用。
技構成は熱湯瞑想眠るを確定。ラスト1枠を冷凍ビームと吠えるで悩んだが、ガブリアスボーマンダに少しでも刺していける技が欲しく冷凍ビーム。吠えるを必要とする場面より冷凍ビームが欲しい場面が多いというのもある。吠えるがあることでバトン構築や小さくなるに対して多少楽になる利点があるため一長一短ではある。
また、素早さを準速キノガッサ抜きに設定している。そのためキノガッサに対しても若干抗えるようになっている。
選出
カバルドン 3/11
リザードン 5/11
ボルトロス 8/11
ガルーラ 6/11
ギルガルド 5/11
スイクン 6/11
6世代でも優勝することができてとても光栄に思っています。
真皇杯本選でもこの結果に恥じないような対戦をしていきたいですね。
構築の原案をくれたわふおさん、並びを弄るにあたって参考にさせていただいた皆様ありがとうございました。
そしてスタッフ、参加者の皆さんお疲れ様でした。